仏立講について

 仏様が一切の人々の苦悩を救われるようにとお残しくだされた法華経(妙法蓮華経)を、仏様がお姿を隠された末法の世(仏滅後の末法時代)に生まれ出る修行能力のない凡夫の私どもに、法華経の肝心要の本門八品所顕上行所伝本因下種の御題目(南無妙法蓮華経)のみ教えを高祖日蓮聖人がお弘めくだされました。しかし、永い年月と共に正しく伝えられたみ教えも荒廃しはじめ、それを門祖日隆聖人、佛立開導日扇聖人がみ教えを清き流れに導かれ、本門佛立講をお立てになられたのです。

 その流れをいただき、仏様のみ教えを正しく継承させていただき、混迷の世に生きる今の人々のための信仰、よりよく生きる心を養うために御題目のみ教えを世に勧め弘げる宗旨です。